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芦刈

高知新聞、水曜日のエッセイ「隠居志願」が面白い。

今日の「乾飯(かれいい)ほとびにけり」では、高校の古文で伊勢物語を習った。

学校で習った知識などそのほとんどを忘れてしまうものだが、中には不思議に頭に残っている断片あって、大人になってからも、なんの脈略もないのにふと思い出すことがある。

主人公の男が、京をあとにして東国に下ろうとするのだが「そのをとこ身をえうなきものに思ひなして」というのが出奔の理由である。で、旅の途中、残してきた妻を思い出し、弁当を食べながら泣くのである。「かれいいほとびにけり」

高校の古文の授業で習った他のすべての内容は忘れてしまったのに、この一節だけは強烈な印象とともに記憶している。

・・・とあった。

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私も同じように断片的に思い出す一節がある。

源氏物語の「花散里」もそうだが、今昔物語の「芦刈」がそうだ。

貧しいがゆえに別れた若夫婦が年月を経て夫は難波の浦で芦刈の仕事に、そこへ高貴な身分の女性(妻)が通りかかる、

お互いが、気づき「君なくてあしかりけりと思うにぞ、いとど難波の浦は住み憂き」

「あしからじとおもひてこそは別れしか、などか難波の浦にしも住む」

というくだりである。

多感な時代に覚えた短歌は未だ思い出すから不思議だ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございましたnotes

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コメント

>mitikoさん、いつもコメントありがとうございます。
 いえいえ、持続して「子供への夢」を届けておられて、敬服します。
 私も同行誌に短歌を少し投稿しています。

>kiwattiさん、多分同じ時期におぼえたのでしょうね。ふっと脈拍もなく思い出すのが不思議です。
いつもありがとうございます。

>michixxxさん、こんばんは
 源氏物語が再度映画化されるそうです。
 でも、読んでこその世界だと思います。
 私も最近ちゃんとした読み物をしていません^^’

おはようございます。

古文は苦手でほとんど覚えていないよ。
難しすぎしてね。

今ならちょっと読んでみたい気もするけどね。
古文の言葉には奥が深い意味を持っていることを感じます。

古典っていくつか記憶にしっかり残っているものですね。
今日NHKの歴史秘話ヒストリアルは「おんなたちの源氏物語」でしたね。
ちょっとだけ見ました。
yumeさん紹介の今昔物語のこの段は覚えがないですが、伊勢物語はこの段で、かきつばたを歌に読み込んだ「唐衣 着つつなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ」ははっきり覚えています。
殆ど古典鑑賞というより受験勉強でやってたのに、思い出すと懐かしく、意味も味がありますね。

思い出すyumeさんはえらい、私は今のことで手いっぱい。試験のために締め切りを延ばしていただいていましたどうがきょうしあがりました。東日本大震災を子供の心にそして被災者の心でと!

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