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恋文

夕食後、ビートタケシさん司会の「アンビリバボー」を見た。

テーマは手紙。

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後半の宮崎に住む97歳の現役女医さんの物語。

友人のお兄さんだった、夫となる人と出会う。

その後、彼女は父親の赴任地、中国に渡る。

離れ離れになった二人を繋いだものは手紙だった。

日本へ帰国した時のわずかな時間に、お互いの愛を確かめ合う。

そして結婚。

結婚後、太平洋戦争が始まりる。

戦火は日増しに激しくなり、夫は南方戦線へ行く途中、戦死した。

わずか75日の結婚生活の中で夫からの手紙が彼女の支えだった。

戦死の知らせが届いた後、放心状態だった彼女が読んだ手紙は、「自分が死んだあと、自立した女性になってほしい」だった。

その遺志に報いるべく「女医」への道に進む。

33歳、医師免許をとり小児科医として現在に至る。

彼女を支えたものは夫からの手紙に他ならない。

見ていて涙があふれた。

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夫の父親もわずか24歳の若さで戦死した。

義母が亡くなって、部屋を片付けていた時、大切に保管されていた手紙の束が出てきた。

美しい文字で、まだ見ぬ子供と妻に、愛情いっぱいの手紙だった。

読んでいて胸がいっぱいになった。

九州・四国の混成部隊約4千人を乗せた輸送船、富山丸が沖縄戦線へ行く途中、奄美大島、徳之島沖で魚雷を受け撃沈した。

積んでいたガソリンに引火し、周辺は火の海、戦死者3724名という大惨事だったという。

今日のTVを見て、義父のことを思った。

戦死した6月29日、今年で最後となる徳之島への慰霊祭に夫と参加する予定でいる。

 

 

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コメント

>ponsunさん、こんばんは
万葉の時代から恋の歌も文でした。
時代が移って今や、メールやNSNでやりとりできますが、やはり余韻の残るものがいいですね^^
いつもありがとうございます

>ポルタさん、こんばんは
75日間の結婚生活。
それでも充実していて、自立して生きていたって、素晴らしい人生ですね^^

>junchanさん、こんばんは
junchanもみていたんですね^^
すばらしいですね。
人を愛するってことは75日間でも一生分をいきたんでしょうね。
しかも自立して医師になり長寿で現役。
なにもかも「すばらしき人生」です。

おはようございます。

昨日同じTV番組を見ました。
97歳で現役の小児科医ってのも驚きでしたが・・
生き方もカッコ良かったので 
感動しながら見入ってしまいました。

義父の慰霊祭去年も行かれましたよねぇ~
今年も行かれるんですね。。。

手紙に託した思い
それを受けとる側との心のつながり

手紙を出した側の方は
その後の経緯を知る由もがなですが

ひとりの女性の自立した姿の中に
生き続ける思い

素敵だな(*^_^*)。


恋文というタイトルを拝見して、ドキッとしましたが、

離れ離れになった二人を繋いだ手紙のことだったのですね

短い期間でも、重たく、切ない恋文ですね

記事から、しみじみとした感情が湧き出てきました


ありがとうございます

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