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「個」を生き抜く

2月14日の高知新聞に作家・桐野 夏生さんの「坂東眞砂子さんを悼む」という記事が載っていた。

丁度体調不良でブログに書くことが出来なかった。

高知県出身の作家たち「宮尾登美子、山本一力、有川浩」の小説はよく読む。

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けれど、坂東眞砂子さんの小説はまだ読んでいない。

彼女が以前タヒチに住んでいた頃、猫を飼っていて、その猫が子供を産み、子猫を崖の上から投げ捨てたことをエッセイに書いていた。

ストレートな表現が受け入れられなかった。

晩年は高知のダム湖の奥にあったドライブインを買いとり1人で住んで執筆活動をされていたという。

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桐野さんは

これほどの山奥で、廃屋に近いドライブンに1人で住む勇気は誰もが持てるものではない。

私は、坂東さんほど独立した「個」を生き抜こうとする作家は他には誰もいない、と感嘆したのだった。

<中略>

坂東さんはホラー作家だったと言われてきたが、ご自身は不満だったのではないだろうか。

坂東さんの作品のテーマは一貫していた。旧弊な村落共同体からの脱出と、対峙を避けて意見を戦わせない日本社会への挑戦である。それは坂東さんの生き方にも通じていた。

雨中の滝。そして、山全体が煙るほどの湿気の中に聳えるドライブインは、まるで坂東眞砂子その人のようだった。カッコいい作家だった。早すぎる死が惜しまれてならない。

との哀悼文であった。

直木賞受賞小説「山妣」を読んでみようと思っている。

 

 

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