タンポポに
昨日の雨で桜が散り始めた。
ハラハラと散る桜もまた風情がある。
新聞を一気にまとめて読んだ。
4月1日の高知新聞「土佐あちこち」より
日高、佐川、越知、仁淀川の4町村を回っていると、住民の強い意志を感じ、胸が熱くなることがある。
仁淀川町の農家、岸本憲明さんが手がける大福が香港への進出を果たした。過疎高齢化集落で「茶で稼ぐ」と決意し4年。
出荷数は当初の4倍以上の4500個に増え、夢も膨らむ。
仁淀川町でには石垣の蓄熱を利用してハウス栽培する男性や伝統野菜の「田村カブ」を守る女性たちもいる。
前向き。諦めない。自ら考え、動き出す人たちの特徴は、やはりそこにある。
人との出会い、チャンスも逃がさない
越知町は議会を中心に、地方版総合戦略作りに力を入れる。
県内初の自伐型林業支援や住民あげてのまちづくりに挑むのは佐川町。
日高村はオムライス街道の企画を通じ、特産高糖度トマトの知名度がぐんと上がった。
確かに変わりつつある。
同じ仁淀川流域、国道33号沿線の町村だけに、連携も広がれば展開が面白い。
4町村には春に咲くタンポポのようであってほしいと願う。
地方という地で根を強く張り、種を付けた綿毛が風に乗って飛び、別の地で新たな根を張るー。
・・・とあった。
日高のオムライス街道も仁淀川町の茶農家の茶大福が香港で売れ行きが順調だという記事は新聞で読んでいた。
地域住民の強い意志。
前向き、あきらめない、自ら考え、動き出す人たちに共通しているのは出会いやチャンスを大切にするという。
ここら辺が地域に根差す活動の原点なのだと改めて考えらされた記事であった。
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